概要
私はプロンプトエンジニアでもなく、スタートアッパーでもない。
そしてプロンプトを洗練させようという意欲も大してない。
そういう類の人間の駄プロンプトで、どこまでwebアプリできるかを実験してみる。
作るもの
トレードオフスライダー
初期仕様
アジャイル開発で有名なトレードオフスライダーのツール 以下の仕様を参考によりユーザーが使いやすいように吟味して作成してください。 - スライダーのデフォルトは、1から10 - カテゴライズして、保存できる - トップ画面には、直近使ったスライダーが並ぶ - スライダーは五角形のレーダーチャートみたいな感じ - スライダーを追加したり削除したりできる - テンプレートを自作できて、そこから作れる - 上限値を設定できて、全部足した値が上限値におさまるようになる - 上限値を超える場合は、警告が出る
仕様を作るコマンド
これはシステムの使用仕様書です。 ユーザーのための要件定義ガイドを参考に、仕様をブラッシュアップしていきます。 あなたは、仕様を決定するために必要な質問をしていってください。 要求自体か立とうかどうか判断するための質問もしてください。 そして逐一、ドキュメントに反映し、新しい概念や項目が生まれたら、必要に応じて ドキュメントをまとめ直してください。 また、同時にsytem.umlにクラス図をplantumlの形式で書いていってください。 usecase.umlにはユースケース図書いていってください。 また、必要に応じてあるべき仕様の提案をしてください。 また、必要に応じて落としても良い仕様の提案をしてください。 技術的な制約が生まれそうな部分はあらかじめ、選定の提案をしてください。 質問の意図を併記するようお願いします。 質問はひとつづずしてください。
その後、適当に答えやすいように微調整する。
コード作成フェーズ
@requiement.md を元に、TypeScriptでアプリケーションの作成をしてください。 デザインは、最近のモダンなUIフレームワークを提示して私に選ばせてください。
react + chackraUIになった。
生成フェーズ
yesと入力し続ける。
成果物第一弾
アニメ見ながら、1時間くらいでできた。
ここからが本番
仕様を満たしていくように命令していく。
アニメみながら30分くらいでできた。
ほしかったのが大体できたのでやめた。
感想
要求関連の知識や経験、使いやすいUI考えるセンスまでは、生成AIに移譲するのは難しそうと思った。
向こうさんに提案を指示しても、こちらが雑にでも評価できる能力ないと厳しい。
保存機能、テンプレ機能、複数プロジェクト管理できる機能は最小限で考えるなら正直いらんかった。
「ooという理由でいらないと思いますが」まで言ってもらえたら、と思ったが、私の能力不足。
細かい指示と現在のフェーズの共有を、先方にしておくべきだった。
人間の練習
やっぱり雑多なエグゼクティブスキルが必要なんだなと、思い知らされた。
意思決定側になるより、使役される方が楽。
しかし、プロジェクト立ち上げ〜失敗の練習になる上、フィードバック獲得までのスピード早すぎてビビるね。
幼女戦記みたいに幼女プロマネとか出てきてアニメになってほしい。