発端
なめたらほっけっきょーの「ほっけっきょー」部分は、「法華経説」との解説を、ネットの海の何処かで見た覚えがある。
だが、肝心のしょっぱっぴーの部分がいまだにわからなかった。
単純に考えたら「しょっぱい」の変形表現と思われるが、他の可能性も模索する。
おxxこ しょっぱっぴー
※なお検索アルゴリズムに拾われたりするとあれなので念のため伏せ字にしておく。
おxxこは、女性の象徴的な部位を切り取った言葉であり、当然女性自体をイメージしている。
寛容や生命誕生なども暗喩される。
そういった意味合いも念頭に置きつつ、考えてみる。
残尿説
シンプルに尿はしょっぱい。
初めて口にしたときに思ったより塩気があった。そんな驚きをコミカルな語調で率直に表現している。
潮説
「しょっぱい」は潮からの連想で、噴射したその事後を表現している。
これだけでは、だから何?意味なくない?
と思われるかもしれないが、ここには重要な意味合いが含まれる。
通常であれば、そこまでの事に至ることはあまりなく、体質だったり訓練だったりが必要となる。
(当然、よっぽどそれが好きという特殊なタイプであれば、別であるが)
マニアックなターゲット向けか?
OMMCの全体の歌詞、曲調から考えるに、一般大衆に向けに歌われていることは、まず明白である。
したがって、マニアックなターゲット、つまり「特定の趣向者」に向けて、場面共有的に歌っているわけではない。
これをまず前提として考える。
次に、この行為の特殊性に対して着目する。
技術・訓練・意図が必要
この行為・現象は体質による場合ももちろんあるが、どちらかというと両者の技術・訓練・意図によるものが大きい。
そして、技術や訓練があったとしても、すぐに成立するわけではない。
本来この過程を経なくても生物として子孫を残すことができるため、生物には不要な工程である。
では、なぜこういった行為に発展するのか?
成立する理由
少なくともお互いに楽しもうと思う意図、そして趣向の一致に加え、ある程度の信頼関係、興味がなければ成立しない。
その要素を観察していく、ある種の「友愛」の存在がみてとれる。
先程述べたように、両者の趣向の一致に加え、信頼というのは「友愛」がなければ成立しない。
短いセンテンスの中に、このような奥深さが含まれている。
小島よしおインスパイア説
おっぱっぴーは、オーシャンパシフィックピースという意味。これにインスパイアされた造語である。
直訳すると太平洋の平和とされるが、太平洋自体は(The) Pacific Oceanであるので、倒置法的な誇張表現と解釈する。
なのでまずは、Pacificの意味から考えていく。
Pacificの意味
形 〔政策などが〕平和をもたらす、紛争を終わらせる 〔気候や気質などが〕穏やかな、平和を好む 《Pacific》太平洋(沿岸)の 名 《the Pacific》太平洋◆【同】the Pacific Ocean 〈米〉太平洋時間◆【同】Pacific Time◆Pacificとも表記される。
英辞郎WEBより引用 https://eow.alc.co.jp/search?q=pacific
蛇足だが、私は今まで、「Pacific Ocean」で太平洋という認識だった。
Pacificだけでも太平洋を指すらしい。
つまり、「ぱっぴー」に該当するPacific Peaceは、それだけで太平洋への平和のニュアンスを含むことになる。
さすがのOMMCの作詞陣。当時、外国語大生だっただけある。
「ぱっぴー」の解釈
太平洋はすべての国とつながっている。
ぱっぴーには、日本だけでなく、その近隣諸国も含め、世界中平和であってほしいという意味合いを感じる。
「しょ」の意味
さて、しょっぱっぴーの「ぱっぴー」部分は、当然本家を踏襲しているため、Pacific Peaceとなるのはわかるが、「しょっ」は何なのか?
こちらのサイトで主要な「sho」から始まる英単語を見てみると、ここに載っているだけでも全部で200以上あるようだ。
この歌はあくまで大衆向けのため、難しい単語は使われないと予想できる。
自分でも知っているような、中高生レベルの単語が使われていると考えられる。
「しょ」の解釈
私は、「show」なのではないかと思う。
「本当の世界平和見せてみろ。俺達を見ろ。こういうことだぞ?」
未だに世界中では抗争が絶えず、政治への不信感も大きい。国同士・人間どうしでの争い、人間以外への配慮のない環境破壊、本当に我々は世界の平和へ向かっているのだろうか?
そんな中でのこのセンテンスは、嘆きであり、挑戦であり、怒りである。
あくまで私の想像だが、そんな心意気が感じられはしないだろうか。
英語からの音写説
先も述べたように、外国語の大学生だったようなので、 英語から音写された時に、日本語に変形したと推測する。
- 「Oh among (all) shot up pee」 -「Oh mango shop up pee」
しかし、どちらも通常の用例としては検索でヒットしなかったため、やや無理があるため可能性は薄そうである。
感想
個人的には、潮説、小島よしおインスパイア説の複合ではないかと思っている。
他にも様々な解釈が考えられるため、色々考えてみるのもおもしろいかもしれない。