概要
そもそもどういうツールなのかもよくわかってないけど、要件定義を楽にしてくれそうな気がしたので使ってみる。
とりあえず、以下の雑な要求をぶち込んでみた。
(要件と要求がまぜこぜかもしれん)
アジャイル開発で有名なトレードオフスライダーのツール 以下の仕様を参考によりユーザーが使いやすいように吟味して作成してください。 - スライダーのデフォルトは、1から10 - カテゴライズして、保存できる - トップ画面には、直近使ったスライダーが並ぶ - スライダーは五角形のレーダーチャートみたいな感じ - スライダーを追加したり削除したりできる - テンプレートを自作できて、そこから作れる - 上限値を設定できて、全部足した値が上限値におさまるようになる - 上限値を超える場合は、警告が出る
これくらいの初期値が与えられていれば、ヒアリング繰り返せば最終的にまあまあよい仕様ができるはず。
基本的に頭を使わずに進めていく。
「フレームワーク」は、一番上のなんとか100
を選ぶ。
その後
ノードがピカピカする画面になる。 見た目がすごそう。
5分以上経過し画面リロードすると、いっぱいノードが増える。
右上のダウンロードボタンをクリックすると、ダウンロードできた。
要求はダウンロードした/req
に入っていた
一発目の感想
- ちゃんと指定しないとpythonで作り始めたりする
- 仕様を洗練させてくれるかと思いきやちがう?
- webページが全体的に生成AIのみつかって作られている感じがしてあやしい感じが出てると思った
- 現在の技術での生成AIで作ったサービスの一例として、できること・できないことがわかりやすく現れている気がした
- Babelと被ってるのがやだなあと思った(geminiのgemもなんなんだろう)
- nodeの色の違いがよくわからない
感想とNextAction
私が欲しかったものはインタラクティブに要求を洗練・洗い出しする手伝いをしてくれるツールということがわかった。
勝手にいっぱいファイル作ってくれるのは良さそうに思いつつも、動くか動かないかわからんものが生まれてもしんどいという気づきを得た。
pythonをjsに変える
python環境準備してなかったので&すぐ動くツールが欲しかったので、nextjsにしてみた。
※普通の人間がつくるプロンプトは、こんなもんである。だれしもがプロンプトエンジニアだと思うなかれ。
しかし、これやってもjsになる気配がなかったので、もう一個projectを作ってみた。
再生成
「フレームワーク」をnextjsにした。
またダウンロードしてみたら
pythonファイルが混じっていて、temp/
配下にそれらしきファイル群が入っていた。
10分くらい待ってダウンロードしていたが、package.jsonが切れていた。
疲れたのでやめた。
俺が本当に欲しかったもの
システムまで作ってくれる必要はないのかもと思った。
最初は仕様の洗練にフォーカスしたいかも。
仕様が整理されて、人間が確認して問題なければ作り始めるってのが、結局良い気がした。
一瞬でプロトタイプ作れるのは強いかもしれないけど、cursorでもよいんだよな感がまだある。
2024-09-11追記 Cursor使ってやってみた
はやく人間になりたい
たくさんのファイル生成したとしても隠蔽しておいて、かわいいAIボイスと一緒に楽しく作業できる。
人間に使い易いのは、そういうインターフェースだと思った。
基本的に部下や頼れる上司みたいな感じで促してくれるとありがたい。
例えば、
みたいな。
私の場合腱鞘炎持ちなので会話の指示だけで「楽に」ツール作れると嬉しいとおもった。「楽に」ってのが大事で、精神的リソースと肉体的リソースを酷使したら何事も実現は可能なので、自分にとっての楽な形式に楽にカスタマイズしやすいと嬉しい。
生成AI時代のセキュリティ
あと生成AI onlyで作っちゃてる感があると、やっぱいろいろ脆弱そうに思えてしまう。
生成AIで作られたwebサービスの弱点かもなと思った。
あんまり会員登録とかはしないほうが良さそうに見えてしまう。
みかけで生成AI感判定できるうちはいいがこれからはもっと洗練されて、難儀な時代が来るのかもと思った。
簡単に対話型要求洗練ツールを実現する道
Difyでloop 機能実装されたら作れそう(Pythonとか書いてまではやりたくない)(cursor使えって話か)