あるとき400ページ以上ある重めの技術書を読み始めた場合、他の技術書を途中で並行して読み進めることに躊躇していることが発覚した。
この躊躇は、以下の癖によって、生まれているようである。
- 直近で必要な知識を複数の媒体から集中的に集める
- 中長期的に必要そう・興味ある本をストックする
躊躇を分解する
まず、1のスタイルをまず基本としているため、蓄えている本に手が伸びにくくなる。
例えば、直近の業務でセキュリティ関係の知識が必要だった場合、セキュリティ本を数冊買い集め集中的に読むようになる。
次に、それらの知識が一旦業務上で必要なくなると、積読の本を読もうと思うようになる。
このとき、もしかしたら直近の仕事で別の知識がすぐに必要になるかもしれないという身構えがあり、それによって積読の消化を躊躇している部分があった。
基本スタイルについて
大抵、現在進めている仕事に関連する書籍を読む。
読み終える前に仕事では別の書籍の知識が必要になっていく。
例えば、セキュリティ本を拾い読みしているうちにterraformの勉強しなくちゃ、セキュリティについてこれ以上勉強しても、業務においてはやりすぎ感が出るような場合。
個人の気持ちとしては通読しておきたいが、近々の読書に割けるリソース考えると、次の書籍を選ばざるを得なくなる。
積読グセの詳細
直近では大きくは役に立たないが、中長期的には役に立ちそうなので読んでおこうみたいな書籍がたまりにたまってくる。
買ったけど読んでない本が増えすぎて、認知的負荷に感じ始める部分もある。
認知的負荷を感じるのはなぜかを整理すると、
- 書籍が占有するスペースが増えるため、ちゃんとindexingしないと人間が処理するときの動作が遅くなる。
- indexingしないとなあという気持ち(レコード削除(捨てる or archive化)も含め)
- 読んでなくてもったいない
- 読めてない自分がいや
- お金の使い方として、もったいないことをしている→全てのリソース有益に使わなくてはならない強迫観念
- 読書をしていない → 能力値が上がにくい→その状態がやだ→停滞の恐怖心
体調面
認知的負荷がかかる作業を増やすのがやだなみたいに思っている。
あたまがはたらかないという思い込みがある。
腕の痛みがあるので、あまり腕は使いたくない。
理想
- たくさん本を読んで良いプログラムを書きたい
- 全方位的に実務で役に立つ知識を身に着けたい
その他思っていること
- 先人の考えたことのinputが大事。outputについて、思考の整理のためのoutput大事だけど、outputのためにコード書くのはそこまで大事じゃない(業務でコードは書くので、そこでoutputするため)。
ヒアリング観
というようなことを自分から聞き出した。
解決案
- 読む・読まないを一旦ジャッジする
- その後、仕事を一時止めてがむしゃらにたくさん読む期間を作る
感想
システム開発で直面する問題は、家庭にも出てくるものですね。