「○[○_|]__○[○_|]」
仕事は順調で、体調が悪いわけではなかった。
窓辺の観葉植物は、枯れていた。
何週間も水やりを忘れていた。俺のせいだ。
なんともいえない空気に
どうも空気が淀んでいる?
夏も終わりかけだからか、なんとなく暑い気もする。
この鬱陶しい温度には、人を錯乱させる何かがありそうだ。
あぎぎいぎぎぎいぎ
そんなふらふらしそうな季節に、そいつがふらりとやってきた。
見つめるようでもなく見据えるようにでもなく、見渡すように僕の向こう側にそいつはいた。
促してるわけではない。否定しているわけでもない。
ただ、ぼくは漠然とした恐怖を覚えた。
ぼくは、いつもと同じように眠りにつき、いつもと違う朝を迎えた。
「○[○_|]__(^_ ')○[○_|]」