2020-05-08 20:35:33
何かしら世の出回っている系のモノにアイデンティティを預けるという手法がある。
自覚している or 無自覚問わずに、何かしらあえて選び取っているのか。それとも。
どうして語りたがるのか。特段問題ないと思うこともあるが、そのたぐいの人には、違和感を感じるときがある。
同化したがるのか。そのモノの権威と属性を借りるかのように。
例えば、彼氏・彼女という言葉一つ撮っていても、それを無自覚に振りかざす様子はなかなかに耐え難い。
それを自覚しつつもあえてするのか、別にそれを気にしないで別の意図のもとするのか。などなど人間的に考えたら切りが無い。
至高のモスクワーニ
例えば、私であれば、モスクワーニを嗜む。
モスクワでしか採れない、貴重な若草を使った巻きたばこである。
これは自分なりのこだわりであるし、こういったこだわったアイテムでこそ、私を表していると言えよう。
他の巻きたばこと違うのは、まず、香りの質が違う。
車通りのない海岸沿いを軽快に走り進んでいるような、そんな気分にさせてくれる。
パッケージも面白い。
機械的で現代的なビルディングを模した四角シルエットが中央に配置され、四辺をルーン文字で囲まれている。
古代と現代の調和のような気がして、それを手に取ることができるのは、運命的な出会いを果たせた人間だけかのような特別感がある。
他の人はそれを知らないという事実に、ついついほくそ笑んでしまう。
まとめ
モスクワーニなんてねーわ。
わしは、スクラニード派じゃ。