個人用の備忘録を放流。感想文です。
モチベーション
ちっちゃいころに愛・地球博に行きたかったけど、遠かったり、お金なかったりで行けなかった。
距離的にも近くなり、大きくなったので行くことにした。
また、万博は日本以外の国に実質無料で行けるということ。海外旅行が面倒な自分にとっては、またとない機会となった。
運営(大日本帝国)が海外の国々を趣味で集めたんで、見においで!と言っているように思えたため、行く。
パビリオン巡回戦略
リング内を3エリアに分割し、数時間ずつ見て回る。
※子連れの場合やお年寄りの場合はとれない戦略
詳細
- 事前に行きたいパビリオンの候補を出しておく。
- リングの内側のエリアを、色別に3つに分ける。
- 西側エリア、東エリア、北エリア
- 各3時間ずつ見て回る
- 残りの3~4時間は、他に充てる(予約パビリオン、移動、買い物など)
理由
当日予約すると場所も時間も不確かになる。 行きたいパビリオンを決めすぎて、忠実に行こうとしてしまうと、歩く時間が増え、 逆に決めなすぎても、判断に迷いが生じるし、行動にまとまりがなくなる。と思ったため。
前提条件
- 人員構成: 20代中盤〜後半の同じ年代の3人
- 人員の性質
- それぞれ興味のある方向が被る(主に、知らない国を見に行きたい)
- 異国料理に興味あり
- 全員健脚、飢餓体制強い、家が関西圏
- 予約状況
- 予約とれたのが2箇所
- 当日予約したいパビリオンは複数あるけど、見れなかったらしゃあないと思える
- 時間: 9:00〜22:00まで
- その他: 2週間前の混雑レベル予想は、やや混雑(祝日)
準備期間
万博始まる1.5か月前くらいに、そういや行きたいと思い、何かしら準備をはじめた。
- テストラン前に、数時間 x 2日
- テストランのときに、数時間 x 2~3日
- 開催してから、3~4日、1,2時間
- 前日、前々日に数時間
合わせて1週間くらい数時間ずつ
反省点
よかった対応
- 最初に巡回戦略を見直してトルクメニスタンに行くとしたこと。最後の方は結構並んでた
- オーストラリアでクロコダイルサンドだけ買う予定だったけど、思い切ってついでに他のたべものも買ったこと
- 入場を9:00に変更したこと。当日予約がスムーズになった
- 一応の巡回戦略を立てたこと
- 机上の空論ともいえるが、大体の目安になった
- 戦略があったので、無意識ではあるが、戦略の変更もできた
- 基本予約とれないため、並んでないところに行く
- もし、これ以上細かいタイムテーブルや方針にしていたら、覚えられなくて、都度調べる羽目になったかも
- 行きたいところをある程度メモしておいたこと→更なる改善点を言うなら地図に蛍光ペンや丸をつけてでメモしても良かったかも
- マップ印刷していたこと
- スタンプ押す場所としても使えた
- 絶対に行きたいところに当日枠の予約を最初に使ったこと
- 電車での行き方・帰り方を同行者に任せすぎ、調べ忘れた。
- ヒヤリハット案件
- 前日にカメラの性能をチェックし、充電をした。
- 会場には基本的にコンセントがないことを確認した→当日探し回る可能性もあったので、調べてよかった(結局デジカメはそん何使わず、スマホのカメラ使った)
- おもったよりagent AIが利用できた
- 特に経路検索がよかった
- 役割分担して、経路検索担当がいると良い
総合的な反省
- 1回しかいかない前提だったけど、2回行く前提で考えたほうがより楽しめると思った
- 1回目は下見的に行ってみて、二回目はその下見の反省を活かして、行ってみるみたいな
- BIG THINGSの本を思い出した。プロジェクト計画は類似の事例から学べみたいなのはこういうイベントの計画を立てるのにも使えるなと持った(デザフェスなどの経験が多少は生きたかも?)
事前調査不足の反省
- 基本的に夢洲駅から西ゲートへはいけないため、当日に予約を変更する必要が出た
- パビリオンは基本21:00閉場となるが、場合によっては20:30くらいから入れなくなるため注意
- 行ってみたらどこも長蛇の列で、何分待ちかは見えない。そのため並ぶ意欲が失せた
- コーヒー関連の調査が甘く、もうちょい調べても良かった
- スッと売店に入ってコーヒーを飲む気でいたが、想像以上に混雑していた
- お土産屋さんや各パビリオンが21:00閉店というのを忘れてた
- オンラインショップでも同じものが買えるらしいが、ショップへのアクセスには、アクセスコードが必要で会場にしか書いてない
持ち物についての反省
必要
- [x] スマホ(万博内では全てがキャッシュレス決済)
- [x] マイボトル (透明だと洗浄機に反応してもらえないが、給水機に関してはペットボトルでもコップでも何でもOK)
- [x] モバイルバッテリーのケーブル
- [x] (カメラ)
- [x] マップ A3サイズ(印刷)
- [x] 薄い上着(海際で風が強くなることも)5月前半頃は必須
- [x] ティッシュ
- [x] モバイルバッテリー
- [x] 目薬
- [x] リップ
- [x] ビニール袋(ゴミ袋として)
- [ ] 帽子(日差し対策)
- [ ] 折りたたみ傘(カッパでもよい)
- [ ] サングラス
- [ ] 日焼け止め
- [x] マイチケットのQRコード(印刷またはスクリーンショット)
任意
- [x] マップ 予約なしパビリオン(印刷)
- [x] ハンカチ(トイレには手拭き用の紙はない可能性)
- [x] メモ帳や御朱印帳(スタンプのデザイン収集)
- [x] ウェットシート
- [x] 鉛筆
- [x] 赤青黒ボールペン(書き込み用)
結局持っていかなかった
- [ ] 軽食(動くためぶどう糖・塩分の補給で)
- [ ] 持病用の薬
その他のコツ
- [ ] 余計な財布と中身は持ってかないでOKだが、交通費ぶんくらいあればOK
- [ ] 芝生がある。のでレジャーシート使える
- [ ] nullnullは靴脱ぐ。気になる人はスリッパはく
考察
- デジカメはなくても良かったかも(回って見たり読んだりする時間が多すぎたし、スマホカメラで十分だた)
- バッテリーは1台あれば問題なしだった(iPhone SE2)
- 自分の場合、椅子は不要だった(基本立ってた)
- 地図は非公式のでも十分だった
- スタンプ帳は自分の場合は、埋め過ぎようとしてしまうので、地図の裏にペタペタするのがよかった
- A3サイズで、10x8 = 10くらい。詰めれば、6 x 12くらいはいけそう
- ペンと紙を持っていったが、絵を描くような余裕はないため、それ自体を目的にいかないとだめだと思った(これは3~4回目の行事となりそう。)
- また、特に地図に書き込みをすることもなかった(事前にはするかもしれん)
- 理由: 例えば、「動物園」あれば、人生ですでに何回も行っているので、すぐ絵を描こうと思えるが、万博は1回目なので、情報を処理するところから始まり、難しいのかも。
お土産についての反省
- お土産は本当にほしいものと出会うのは難しい(デザフェスと一緒で、購入してあとからいらんかったなと思うかもしれんし)
- 海外のお土産の味がわからんから、購入を躊躇してしまったところがあるが、もっとチャレンジしてよかった
- 同じパビリオンに行くことは基本ないので、買う機会は1回と思ったほうがいい
蛇足: 土産物を選ぶときに思ったことについて
あとから思うと、よく会う人に何買おうかしか思いついてなかったので、一番良く会う & 関わっていると自分が思っている人が自分の中にはいて、それ以外の人は、「義務」の意識が芽生えてしまうんだろうと思った。
「義務」に感じている場合は、生きているうちにだんだん優先度が落ちていき、気がついたときには意識の外側にあるのだなあと思った。
食事についての反省
- 並んで料理を食べるのも、コンビニはいるのも嫌だので、結局何も食べなくなりがち。
- いざというときにお腹を減らしておこうという意識が働くため、持ってきてもたぶん食べない気がする
- 休憩用のカフェとして、どこかのレストランを予約するべきだったかも
- お祭り価格なのが作用して、貧乏人の深く根付いた躊躇があらわになった
- お昼が混雑することはあらかじめわかっていたので、朝にレストランでなにか注文すべきだった
調査面での反省
1. 事前調査をもっと効率的にできた
事前調査はどうしたらより効率てきにできたか? 最初に調査計画を立て、フレームワークに沿って調査依頼をするべきだったかも。
下記の準備が面倒で一人で調べ過ぎてしまっていた。
例
- 自分がやっていた調査方法を言語化する
- メンバーに共有する
- その調べ方をテンプレとして、メンバーに依頼する
- 自分が調査結果をレビューし、そのレビューにしたがって、再度調査を依頼する
面倒に感じたポイントと対処方法
- 言語化→geminiに投げちゃってよかった
- テンプレの共有とTODOの依頼方法
バランス大事。
現地に訪れてわかったこと
- web上の当日の混雑具合から、どの程度並ぶのかの類推は難しい
- 楽観でも悲観でも計画が大きく変わりうるので、柔軟なプランにしておいてよかった
- 実際に歩いて確かめないと、距離感はわからんと思った
- 最初: リングの直径が約200mで、移動しやすいと思っていた
- 行ってみて: パビリオンの隙間を縫って移動することができないことがわかった
- 周辺も見たり、寄り道したりするため、移動時間は2~3倍はかかる
- 14時間稼働→9時 to 20時半が限界とすべきだった
- 最後の1,2時間でどっと疲労が出た
- 木製リング上は21:00には、エスカレーターが下降しかしなくなり、上がれなくなる。
- 一回上がっといても良かった
- 当日予約で予約し、実際に行った後、別の予約をしようとしても、ほぼ埋まっている点
- 複数人で行く場合は、入場は足並みを揃え、なるはやの時間帯に当日予約枠を消費すべきだった
- 10分くらいの差で、 18時頃の予約になってしまった。夜になると当日予約枠はほぼ空いてない
- 複数人で行く場合は、入場は足並みを揃え、なるはやの時間帯に当日予約枠を消費すべきだった
次回へ向けてのメモ
1回しか行かない予定だったけど、大阪にもう一回行っても良いと思える動機の一つにはなったかもしれない。
次見たいところ
- 見きれなかったコモンズ
- よくわからんコーヒーを買う
- 中東の国のパビリオン
- スイス
- 北欧: コーヒーが美味しいとのことなので、飲んでみたい
- 事前に国の情報をもっとinputしておいて、商業的温度感や各国のバックグラウンドをもうちょっと知りたい
- 海外
- ジンバブエ
- インド
自分が海外の国だったらの妄想をする
- 「日本」からのルートを書いておくとイメージ付きそう
- 例えば、日本からは何時間ですよとか、「日本でいうハワイですよ」だとかの情報は面白いと思えた
- 他の近隣諸国との違いみたいなところが直感的にわかるといいのかもしれん
食べたもの
朝ご飯: オーストラリア
- OZパイ 1000円くらい
- 肉のワイルドさが強いパイ
- 豚肉の臭みが苦手な人はやめといたほうが良いかも
- なんたらかんたらのお菓子 800円くらい
- the 異国のお菓子という味だった
- クロコダイルフィレサンド 1500円くらい
- 鶏肉のような味でさっぱりしていて美味しかった
お昼ごはん ガンビア
- ガンビア弁当 2000円
- もともと長いコメが食べたかった
- ガンビアじゃなくても、好きなタイプの味と思った
- チンするタイプだから、味はどうなんだろうと思ったけど、うまかった
- 辛いもの苦手な人は要注意
- 周辺にいた子どもがめっちゃ辛そうにしてた
晩ごはん チェコ
- いちじく味のじゃがいも団子 2000円+αくらい
- もちもちしていた
- 甘い
- スープ 1600円くらい
- 酸味があって美味しかった
- ただ、夜だからか結構冷めてたのが残念
一切しゃべんないニコニコした美人お姉さんに席を案内される体験が良かった。
レネカクテルもあった。
印象に残った海外ブース
基本的に写真でみただけじゃ体験できない体験ができた
コモンズ
- ジャマイカのお姉さんが終始踊ってたのよかった
- バルバドスのお姉さんが収支踊ってたの良かった
- グアテマラの置物が可愛かった
- ギニアビサウの現地の置物のでっかいポスターがなんかかっこよかった
- 中東系のところの石を使ったアートも良かった
- ベナンのお兄さんが色々話してくれたのが良かった
- コモロはシーラカンス推しでおじさんが話しかけてくれてちょっとだけ解説してくれたのもよかった
- ドミニカ共和国のパレードの衣装を間近でみるとけっこう面白い
パビリオン
- チェコ
- レネさんのピンバッチとぬいぐるみが購入できるのはここだけ!
- ちなみにレストラン内部の端っこにレネさんの絵本がある。
- グリーディングはたまにやっているらしいが4/29(火)祝日には出会えなかった
- オーストラリアは、なんか野生の香りした
- TECH WORLDの香りの中にもOZを感じた
- null 現代にチューニングされた解脱体験ができた
最後に
チケット代 + 移動費 + 食費 + 宿泊費の5~6万円もあれば海外旅行にパスポート無しで行けるみたいなものなので、満足度は高い。
各国についての理解度も立体的になるのでよい。
あと、休み休み色々感想をまとめるには2,3日かかる。
国についての事前知識は調べれば調べるほど、気になっている国については、味が出るのでなるべくwikipedia読むくらいすると良いかもしれない。